1978年 カシオ計算機 クロコン [1970年代 商品がヤバい!]
法廷を模したセット。被告席にクロコンが置いてある。それ以外には誰もいない。
拍手が起きている。「カシオクロコン君」 木槌の音がそれをかき消すように鳴り響く。
「えー一年中全く休まずに、正しい時を知らせ、計算もすると、左様になっております。」この台詞と一緒に、アラームが鳴り、計算をする商品の紹介カット。
もう一度木槌が鳴る。「これをもって5900円に決定」 最後に商品カット。
僕くらいのCMマニアになると、ある程度はCMをみれば何年ころのものなのかわかるようになります(これは自慢じゃないですよ。むしろ不名誉だw)。計算機はそんなCMの中でももっとも年代特定が簡単な商品の一つかもしれません。計算機のCMほどに、ある商品の短期間での技術革新が手にとって見えるものはないんじゃないでしょうか。思い起こせば1971年ころの僕の記憶に残っている一番古い計算機のCMは据え置き型のもので、液晶ではなく、30万円近い値段がついていたような気がします。それがたった10年足らずでこのサイズと値段ですもんね。僕の記憶では1979年ころにカード式の計算機のCMを見た気がします(どこかにあるのですが)。ただし値段は3万円近くしましたけど。
1979年 カバヤ食品 キスミント [1970年代 商品がヤバい!]
BGM♪(何秒かごとにジェームスディーンの絵が挿入される)
ナレーション:「クールな風が駆け抜けていく、ジミーを君にささげたい」
商品カット。
なにか驚くってキスミントって今もあるあの商品の前にカバヤが出していたって件です。このとき商標登録していなかったのかな?それとも期限が切れたりしたのかな。カバヤっておもちゃガムとか出してる会社ですよ。そのカバヤがこんなおしゃれなガムを出していたとはね。なかなかです。見直しました。