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1980年 サッポロビール びん生 [1980年代 お気に入り]

BGM♪  (びん生の写真広告がついたトラックが坂の上を走ってくるカット)
アメリカの夫婦がスーパーで買い物をしている。ここでかごに入っているのは豆腐とサッポロびん生。フライパンの上で豆腐ステーキを作ったり、野菜と一緒に串に刺したりしていろいろな豆腐料理がある。ホームパーティーのようなところでみんなでサッポロビールと一緒にそれらを楽しんでいる。
ゴールデンゲートブリッジの夕日が映り、びん生のアップ。
(先ほどのトラックがこんどはフィッシャーマンズワーフのところを走っている。今度は夜。)
ホームパーティーはまだ続いている。
サンフランシスコの夜景(大分深くなった夕方で、正確には夜になっていない)が映り、「世界がうまいと言い始めた。」のスーパー。
最後にびん生商品カット。全体にナレーションがかぶる。
Na:ジャパニーズフーズはヘルシーね、と坂の街の住人たち。豆腐ステーキのパーティーにサッポロビールは欠かせない。サンフランシスコ湾に陽気な時間が訪れる。世界がうまいと言い始めた。サッポロびん生。

今回久々の紹介で登場するのは1985年のサッポロびん生のCMです。ビールといえばキリンの時代のサッポロビールの傑作シリーズのひとつです。
全体に流れるビッグバンドっぽい陽気な音楽と80年代的ではあるけれど「スタイリッシュ」な坂の町の住人のホームパーティーがビールを飲みたくさせるいいCMです。

僕はビールのCMのなかではサッポロのものが一番好きです。それは僕自身が国産ビールの会社の中で一番好きな味がサッポロビールなのだ、ということには関係が無いはずです(あるのかな)。80年代の前半、生ビールが出てきてからというものすっかりビール界は生ビールに席巻されました。そしていろいろなおかしな形態のビールが出たりし始めます。その中でのこういったCMは誠実さすら感じさせます。

実は僕の記憶の中ではサッポロビールのCMはびんと缶とぐい生(小瓶)の3つできっちり分けて展開していた記憶があります。全部中身は一緒なんですけど、3つにちゃんとシチュエーションを分けて展開している、これがビールの中身に自信がある会社という感じがしてすごく気に入っているのです。
このCMだってびんでなかったらこのホームパーティーの楽しい感じは出せなかったと確信します。

僕はドライビールより生ビールのほうが美味しいと思うし、生ビールよりもラガービールのほうが美味しいと思うんですが、こうして考えると自分が基準ではありますが、お酒の販売戦略がいかにイメージだよりかよくわかる気がします。
ドライビールはどう考えても美味しい物とは思えないけれどCMの戦略が成功して10年以上もトップの売り上げを維持してきました。そんな中で、びんと缶の消費の仕方を分けて紹介するというのは、一見それぞれの消費を伸ばすうまいやり方のようにみえて実は誠実な物売りのやり方でもあるように見えます。
人がビールの飲み方を一つでいいと思っていれば何もいろんな形態で売る必要は無いわけで、それぞれのいい消費の仕方があるからいろんな形態で売られているんですよね。ビール飲みが知らないうちにそれを気づかせてくれるこのCMは本当に素敵なCMの一つだと思います。

ちなみに僕はこのサッポロのつくるサッポロラガーというビールの大ファンです。めったに売っているものではないんですが見かけたらぜひ飲んでみてください。最高です。


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コメント 2

aonosato

惜しいなぁ・・・
おもしろいブログなんだけど
更新されてないんだね・・・
by aonosato (2007-09-21 20:13) 

熊五郎


お風呂で洗いっこ楽すぅぃぃぃぃ!!ヽ(*´ー`*)ノ
若い女の子にあんな体中さわられたの初めてだぜぇぇぇ!!

もー我慢できなくてベッドに戻るまでに3回もヤっちまった!!
これやってたら風 俗とか行く気なくなるわ(笑)
http://7gq9nd-.jp.mg999.info/7gq9nd-/
by 熊五郎 (2011-04-09 05:23) 

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