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1970年代 人物モノ ブログトップ

1978年 ハウス食品工業 マーボ豆腐の素 [1970年代 人物モノ]


BGM ♪私のマーボ豆腐♪(70年代風の歌。女性コーラス)
女性が中華鍋で何かを炒めているのを金子信雄が覗いている。マーボ豆腐が煮えているカット。金子信雄が味見をしているのを女性が興味深そうに見る。そして金子信雄が次の台詞。
台詞:「うん、許せる」
女性の手で持たれたマーボ豆腐の素のパッケージが出る。
アタック:「♪ハウス マーボ豆腐の素」
ハウスの本とうふという別商品のカットが出る。
Na:「お豆腐はハウス本とうふで」

さて、僕がハウスのCMが好きだって言うのは何度も言っていますが、この微妙な人選も琴線の一因です。確かに金子信雄は料理マニアで有名ですが、70年代の終わりにこういったキャラのたった使い方をしているというのに脱帽です。では、ハウスは有名人を使うのが好きなのではないか、と思う方も多いでしょう。それは大いに間違っています。少し前に紹介したフルーチェのCMではおそらく無名と思われる女の子をだして、でも雰囲気のいいCMを作っていました。ちゃんと使うべきところに有名人を使っているんですよね。

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1978年 雪印乳業 宝石箱 ピンクレディー [1970年代 人物モノ]


♪BGM『キャッチリップ』 歌にあわせて二人が踊る。
ナレーション:「雪印宝石箱 バニラに香りの宝石をちりばめました」
ピンクレディー:「くちびるに宝石よ!」
ナレーション:「おいしさキラキラ 雪印宝石箱 今なら宝石が当たります。」

ピンクレディーがこのころ超がつくほどの人気で、CMに出ずっぱりだった、というのは今の二人のお話でも分かるけども、このころのテープを見ているだけでもよくわかる。それほどのすさまじい人気だったのだ。
数あるピンクレディーCMの中でも僕が一等にすばらしいと思っているのがこの雪印宝石箱の二代目のCMである。なんといってもキャッチリップというこのCMのために作られた曲がすばらしい。サウスポーかモンスターのB面の曲なのだが、この曲を聞くためだけにこのシングルを買うことをお勧めする。
なるほどA面に入ってないからこそいい曲もあるんだ、というのがこれで分かってもらえるかと思う。個人的には音楽に注目カテゴリーに入れたいほどだ。

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1974年 キリンシーグラム ロバートブラウン 岡本太郎 [1970年代 人物モノ]


BGM♪ 岡本太郎先生の製作の様子が映される。その様子にかぶせて太郎先生ご自身の声がかぶる。岡本太郎:「顔は瞬間瞬間の発見だ、どんなものにも顔がある、グラスの底に顔があったっていいじゃないか 岡本太郎」 
顔のグラスにウィスキーが入り、太郎先生がグラスの底を眺める。商品カット。オブジェの前で太郎先生が乾杯を取っている。
Na(広川太一郎):岡本太郎の顔のグラス、新作、今一本に一個ついています。ロバートブラウン。」
岡本太郎:「顔はいつでも新しい」

ついに出ました顔のグラスです。アイドルモノのCMが好きでない僕が、ではどういうCMを集めているのかといえば、食べ物のCMとこういうアイドルではない味のある芸能人(岡本先生は芸術家だけど)のCMだったりします。岡本太郎はその中の一人ですね。あとは柳生博とか黒柳徹子とかあとキンキンこと愛川欣也も集めてるな。どういう趣味だ、僕。

これはずっと捜し求めていたCM。僕の彼女は岡本太郎というとこのCMを思い出して、この顔をメモに書き出すという変質狂ですが、なるほどすごいインパクトですね。これが一本に一個っていうのは贅沢じゃないのか?僕も欲しい!と思っていたらなんと今でもヤフオクとかで売られているんですね。買っちゃおうかな。

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1978年  花王石鹸  カオーフェザー 山口百恵 [1970年代 人物モノ]


BGM♪ 「朝、髪がしっとり落ち着いてとてもまとまりやすいの。しっとりしなやか。」♪カオーフェザー「クリームシャンプーとクリームリンス。ペアでね」

もはやしなやかといえば百恵さんである。しなやかさんって名前をつけてもいいくらいなんだが、どうも最近の子供さんにはその由来が分からないようである。残念なことである。
ちょっと前の洗剤のCMにも♪しなーやかーに洗って~というやつがあった。やっぱり百恵ちゃんの力は偉大だ(意味不明)。

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1979年 永谷園 ふりかけ ドリフターズ [1970年代 人物モノ]


志村:「お前おかずなんだ」 加藤:「かつお風味の味ぶしよ」 ここで志村と仲本の手が出て「俺たち鮭っ子甘塩造り ウハハ」 4人のカットになり、高木は味ぶしを持っている。いかりやのアップになり「こらぁ!」 4人のところへ歩み寄り「先生にもちょうだい」 一同嫌がる ♪「味ぶし鮭っ子永谷園」 商品カット

永谷園のふりかけドリフターズシリーズはそれはそれはたくさんの種類があった。本当に今手元にあるものだけでも優に5種類ほどあるのだけど、やっぱり学校コントのものがいいものが多い気がする。

ちょっと見る限りでは完全にタレントに寄りかかったタレントCMなのだが、いろんなシリーズを見ていると、結構味についての「コピー」をドリフターズの面々に几帳面に言わせていておかしい。鮭っ子だったら甘塩造りとか、味ぶしならかつお風味とかである。
ここから分かるのは、食品CMというものが往々にして子供向けにCMを作り(この時代にドリフターズをだすというのはまさにその戦略だろう)→その子供が刷り込まれたものを親が買う、という図式に基づいている場合が多い、という点ではなかろうか。

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