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1978年 チャームナップ デオドラントミニ [1970年代 お気に入り]

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♪BGM 
アン・ルイスが電話の前に座ってタバコに火をつけようとしている。電話が鳴る。
Na:「おや、また電話」
アン・ルイスの顔のアップ。火をつけようとしてベルが鳴るので笑顔で受話器を取る。
Na:「モテモテだったようですね、今日のパーティー。」
受話器をとって耳に当てずにテーブルの上に置く。
受話器から「もしもし、アン・ルイスさんですね」という声。
電話の主:「あのー僕の話聞いてください」
アン・ルイスが踊るカット。
電話の主:「あの、あのですね」
アン・ルイスは窓際で煙草を吹かす。
電話の主:「パーティーの会費まだなんですけど」
アン・ルイス吹き出してむせる。
Na:「どんなときでもマナーは大切に」
ここで「デオドラント効果」というアニメと共に女性のナレーション。
Na:「女性のための新しいエチケット」
商品カットとともにアタック。 
♪チャームナップ デオドラントミニ♪

今日は生理用品のCMです。
僕は生理用品のCMというのは基本的に面白いものだと思っています。いや、変な趣味があるとか勘違いされたくないんですがw
そういうことではなくて、ある種の後ろめたさがつきまとうこういった商品のCMというのは面白いものだ、という最もわかりやすい例だからです。

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1981年 ホンダ タクト [1980年代 音楽に注目]

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♪BGM("Don't Stop The Music"/ Yarbrough And Peoples)
テーブルと冷蔵庫だけのリビングでスクーターにまたがりながら誰かが新聞を読んでいる。犬もそこにいる。
ここで「ピーターは、スクーターと暮らしはじめた。というコピーが出てナレーションが出る。
Na:「最近はいつもスクーターに触れていないと落ち着かない。異常だろうか。」
その人が電話をとってアップになるとピーター・フォンダであることがわかる。
誰かと電話をしているところがアップになる。
電話を切るところまでアップが続く。
画面が切り替わって、ピーターがスクーターに乗って走っている映像。
ピーター:「Nice Footwork」
最後に「ザ・スクーター HONDAタクト」の文字の下で同じタクトの色違いに乗っている女性と落ち合う。
ピーター:「The Scooter Honda Tact」

おとといの日記で紹介したホンダ タクトのCMを今日は紹介します。カテゴリーはついつい「音楽に注目」に入れてしまいましたが、普通にいえばピーター・フォンダに目がいくところなので人物に注目ってあたりなのだと思います。

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CMと音楽 [CM好きのぼやき]

僕はすごくCMが好きなわけですが、同じくらい80年代のブラックミュージックが好きだったりします。
ディスコとかでかかってたような曲です。
で、どんなに内容的にイケてないCMであったとしても曲がいいとついついお気に入りになっちゃったりするんですよね。

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1970年代 長崎文明堂 カステラ [1970年代 ローカルもの]

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♪ BGM(デキシーランドジャズのBGMにあわせてパンダのぜんまいで動くぬいぐるみが演奏をする。その下に歌詞?の字幕が出ている。)
「長崎文明堂 デキシーパンダ」のアップから引いて行ってバンド全体が映る。
字幕:ブンブブン
コントラバスのパンダ。
字幕:文明堂のカステ〜ラ
いろんなパンダを流すように映しながら
字幕:とおい むかしの長崎に/おふねにのって やってきた
マンドリン?のパンダ
字幕:異人さんのおくりもの
ソプラノサックスのパンダ
字幕:おくる まごころカステ〜ラ
ドラムのパンダ
字幕:文明堂のカステ〜ラ
ドラムのパンダからカメラがだんだん引いて全体を写していく。ここで拍手のSEが入って曲が終了。
最後に商品カットにあわせて「文明堂のカステラ」というキャプション。
♪ 文明堂のカステ〜ラ

ローカルもの、という分け方をしましたが、ローカルものという分け方は実は微妙なものがあると僕は思っています。われわれが「ローカルCM」と聞くときに思い浮かべるのは本当に一部の地域でしか放送されていないようなものだと思うのです。
けれども、平たく言えば「どこか一カ所でだけ流さないCM」というのも十分ローカルに値します。例えば、関東でだけ流されないある結婚式場のCMなんかもローカルと言えると思います。他の地域ではどこでもやっているものなんですが。

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1985年 ハウス食品 豆腐名菜 [1980年代 お気に入り]


BGM ♪(インストで、フュージョン風の音楽。音階は中国音楽風)
Na:「豆腐を中華で食べる」
80年代風のおしゃれな部屋に奥田瑛二と女性が立っている。奥田瑛二はガラスのボウルに入った豆腐を持っている。その手元の豆腐入りのボウルがアップになる。
海老を中華鍋で炒めているカット。
Na:「豆腐と小エビで作る蝦仁豆腐(シャーレンドウフ)」
ここで、蝦仁豆腐の調理後のカットに「蝦仁豆腐」というキャプションが重なる。
Na:「僕たちは、おしゃれなたんぱく質に敏感です」
奥田瑛二と女性が先ほどの部屋と思われる場所のなかのテーブルで蝦仁豆腐を食べている。
奥田瑛二だけが豆腐を口に運び満悦の表情のカット。
Na:「中華の豆腐料理ソース、ハウス豆腐名菜 新発売。」
最後に商品3種類すべてのカットに商品名が重なる。

お久しぶりです。お久しぶりだと思ったらいきなりこんなCM。やっぱり時代はハウスですね。僕は心底ハウスのCMが好きです。

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1980年 サッポロビール びん生 [1980年代 お気に入り]

BGM♪  (びん生の写真広告がついたトラックが坂の上を走ってくるカット)
アメリカの夫婦がスーパーで買い物をしている。ここでかごに入っているのは豆腐とサッポロびん生。フライパンの上で豆腐ステーキを作ったり、野菜と一緒に串に刺したりしていろいろな豆腐料理がある。ホームパーティーのようなところでみんなでサッポロビールと一緒にそれらを楽しんでいる。
ゴールデンゲートブリッジの夕日が映り、びん生のアップ。
(先ほどのトラックがこんどはフィッシャーマンズワーフのところを走っている。今度は夜。)
ホームパーティーはまだ続いている。
サンフランシスコの夜景(大分深くなった夕方で、正確には夜になっていない)が映り、「世界がうまいと言い始めた。」のスーパー。
最後にびん生商品カット。全体にナレーションがかぶる。
Na:ジャパニーズフーズはヘルシーね、と坂の街の住人たち。豆腐ステーキのパーティーにサッポロビールは欠かせない。サンフランシスコ湾に陽気な時間が訪れる。世界がうまいと言い始めた。サッポロびん生。

今回久々の紹介で登場するのは1985年のサッポロびん生のCMです。ビールといえばキリンの時代のサッポロビールの傑作シリーズのひとつです。
全体に流れるビッグバンドっぽい陽気な音楽と80年代的ではあるけれど「スタイリッシュ」な坂の町の住人のホームパーティーがビールを飲みたくさせるいいCMです。

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1978年 ハウス食品工業 マーボ豆腐の素 [1970年代 人物モノ]


BGM ♪私のマーボ豆腐♪(70年代風の歌。女性コーラス)
女性が中華鍋で何かを炒めているのを金子信雄が覗いている。マーボ豆腐が煮えているカット。金子信雄が味見をしているのを女性が興味深そうに見る。そして金子信雄が次の台詞。
台詞:「うん、許せる」
女性の手で持たれたマーボ豆腐の素のパッケージが出る。
アタック:「♪ハウス マーボ豆腐の素」
ハウスの本とうふという別商品のカットが出る。
Na:「お豆腐はハウス本とうふで」

さて、僕がハウスのCMが好きだって言うのは何度も言っていますが、この微妙な人選も琴線の一因です。確かに金子信雄は料理マニアで有名ですが、70年代の終わりにこういったキャラのたった使い方をしているというのに脱帽です。では、ハウスは有名人を使うのが好きなのではないか、と思う方も多いでしょう。それは大いに間違っています。少し前に紹介したフルーチェのCMではおそらく無名と思われる女の子をだして、でも雰囲気のいいCMを作っていました。ちゃんと使うべきところに有名人を使っているんですよね。

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1983年 宮崎本店 極上宮の雪 (三重) [1980年代 ローカルもの]


下駄を履いた男が清酒の一升瓶をもって歩いている。顔は見えない。玄関の引き戸ががらっと開くと、先ほどの男と思われる人が立っており、宮の雪の一升瓶を差し出す。ここでも顔は見えない。
(酒を差し出すのと同じタイミングで)「おう!上がれ上がれ」
テーブルに一升瓶がおかれるカット。氷に入った冷や奴のカット。そしておなじみの冷酒を音を立てて猪口に注ぐカット。男二人が酒を酌み交わしているシーンをバックに、机の上に一升瓶がおかれているカット。極上宮の雪という商標が出る。
全編にわたって、次のナレーション
Na:「友、遠方より来る。 通い合う心に言葉はいらない。地酒の味があれば良い。極上宮の雪。」

さて、この日記を始めてから初めて紹介するローカルCMです。僕はローカルCMが大好きで、これも結構集めています。様々な場所でその土地ごとのローカルCMが地元におなじみになっていますが、今日は中でもローカルCM好きに人気の高い三重ものから選んでみました。そう、ここを読んで初めて知った方もいらっしゃると思いますが、三重はローカルCM好きには本当に人気の高い場所です。不思議なCMをたくさんやってるんですね。結構有名なものがいくつかありますが、中でもあまり知られていないのがこのお酒のCMです。

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1982年 石井食品 BIG130 [1980年代 お気に入り]

カウボーイハットをかぶった3人がカウンターのところに並んでいる。
「イシイのBIG130」
同じくカウボーイハットをかぶった男の子が登場する。
「128 ないー」ここで皿が4つ出てくるが3つだけにハンバーグが乗っていて、後の一つは空。さっきのカウンターの3人が声をそろえて
「お前も130cmを超えろ」
すると男の子が空の皿で頭をたたく。するとこぶが出来て、130cmを超えるので、皿に
ハンバーグが登場する。男の子が喜ぶ。
Na:「130cmを超えたら食べ盛り」最後に商品カット。アタック:「イシイのBIG130」

さて、僕の好きなCMイシイ食品の登場です。石井食品といえばミートボールがおなじみですね。で、僕がこの記事を書くに当たってひさびさにおもいだしたのはもしかして石井食品って関東のローカルCMだったのか?というかねてからの疑問です。あんまりほかで見たって話も聞かないし・・・事の真相を御存知の方はぜひ御連絡を。ある時期まではローカルで、業績が伸びたので全国展開になったという例もあるでしょうからうかつには決められませんが。

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1978年 放送番組センター 幼いときからのしつけを大事にしましょう [1970年代 お気に入り]


♪BGM しおれている花を見つけた紳士が地面を掘り起こして、花を埋め直してあげる。水をあげると、花はだんだん元気になり、花の隣に立っている紳士と同じ背丈にまで成長する。雨が降ってくるのだが、花と紳士が一緒に傘に入り雨宿りする。
Na: 「マナーのいい人は 美しく見えます。美しさを身につける、それが躾です。」
紳士と花が立って、お互いにキスをしあう。すると突然花のアニメがくるくる回りだし「美」という文字になり、同じように紳士もくるくる回って「身」という文字になる。二つあわせると「躾」という文字になる。
「躾」には「しつけ」とルビが振ってある。ここでブルーバックになり最後のカット。
「幼いときからの躾を大事にしましょう」

さて、このCMは一言で言うと「怖いCM」ってやつですかね。僕は少なくとも子供の頃このCMに震えていたもんでした。だいたいが1978年と書いてありますが、これは初出年代じゃなくて、たまたまビデオから出て来た、そのビデオの録画年です。この時点で明らかに雨が降りまくっていて相当古いものと予想できます。
昔はこういった無記名の公共広告がよく流されていたものでした。最近は見ませんね。無記名なのは公共広告ばかりではなくて、商品広告でも発売元が告知されていないものというのは結構存在しました。ブランディングという考え方がある今では想像もつかないですよね(もちろん裏をかく方法では存在するのかもしれませんが)。

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